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ガヴォット第1番ホ長調 第2楽章 ”砂塵の彼方”

芸能界の浮沈常ならぬ世にしあれば、時移り、事去り、楽しび・悲しび行きかひて・・・・・、ホ長調の曲にてぞ60年をふりかえらん 

炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウム

この2つの化合物は紛らわしいせいか入試の格好のネタらしく
センター試験にもしょっちゅう出題されている。
いわゆる 正塩 と 酸性塩 であり
炭酸水素ナトリウムは酸性塩であるにもかかわらず
水溶液が弱アルカリ性を示すのでそこがよく出題される
炭酸水素ナトリウムの熱分解や炭酸ナトリウムの風解も頻出

よく問題集に載っているセンター試験の過去問
(化学式の右下の数字は実際は小さいけど表記できないので同じ大きさになってます)



アルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩に関する記述として誤りを含むものを次の 1〜5 のうちから一つ選べ。             
1 Na2CO3・10H2O を乾いた空気中に放置すると,水和水の一部が失われる。
2 NaHCO3 を空気中に放置すると,Na2CO3 を生じる。
3 KOH を空気中に放置すると,K2CO3 を生じる。
4 CaCO3 の沈殿を含む水溶液に CO2を吹き込むと,沈殿は Ca(HCO3)2 となって溶ける。
5 CaCO3 を強熱すると,分解して CO2 を生じる。


>1 Na2CO3・10H2O を乾いた空気中に放置すると,水和水の一部が失われる。

これは含水塩が結晶水を失って結晶が崩れていく現象で 風解 と呼ばれます
炭酸ナトリウム10水和物はこの現象を起こす典型的な物質です。  【正】

>2 NaHCO3 を空気中に放置すると,Na2CO3 を生じる。
炭酸水素ナトリウムは加熱すると熱分解して炭酸ナトリウムと水と二酸化炭素になりますが
常温で放置しただけでは変化しません。もしそうなら重曹は商品として保存できないはずです。 【誤】

>3 KOH を空気中に放置すると,K2CO3 を生じる。
水酸化カリウムは強塩基ですから酸である二酸化炭素と反応して塩を生じます 【正】

4 と5 炭酸カルシウムの性質でどちらも正しいですが
炭酸ナトリウムだとこのような性質はありません
アルカリ金属とアルカリ土類の違いを性格に覚えておくことが必要です。