ガヴォット第1番ホ長調 第2楽章 ”砂塵の彼方”

芸能界の浮沈常ならぬ世にしあれば、時移り、事去り、楽しび・悲しび行きかひて・・・・・、ホ長調の曲にてぞ60年をふりかえらん 

水素の酸化数

水素は1族に分類され陽性な元素のように思われがちですが
そうではありません

酸化剤としてはたらくこともあるんです


水素とカルシウムが反応すると

カルシウム(酸化数0) + 水素(酸化数0) → 水素化カルシウム

水素はカルシウムより電気陰性度が大きく
水素は 水素化物イオン(酸化数-1)
カルシウムは カルシウムイオン(酸化数+2) になります。

つまりこの反応では
水素は 酸化数 0 → -1  で 還元されている
カルシウムは 酸化数 0 → +2 で 酸化されている

すなわち 水素は酸化剤  カルシウムは還元剤 としてはたらいたわけです。


ところが
水素を受け取ったら還元 水素を失ったら酸化 という定義で考えると
おかしなことになります
カルシウムは水素を受け取ったのだから 還元 されたことになるわけです

酸素や水素の動きで酸化還元を定義できるのは
酸素が最も陰性 水素が最も陽性 という前提がもとになっている
酸素より陰性なのはフッ素だけなのでそれほど例外は出てこないけど
水素より陽性なのはほとんどの金属元素がそうです

狭義の酸化還元 と 広義の酸化還元 は矛盾する場合も出てくる