ガヴォット第1番ホ長調 第2楽章 ”砂塵の彼方”

芸能界の浮沈常ならぬ世にしあれば、時移り、事去り、楽しび・悲しび行きかひて・・・・・、ホ長調の曲にてぞ60年をふりかえらん 

いつから応援しているか という問題

ハロプロは最初から現在のような大所帯だったわけではなく
何度もオーディションが行われ さまざまなユニットが作られて
いつのまにかこれだけの人数になってしまった。

だから その過程を最初から見ていた人と
ある程度メンバーが多くなってから知った人の間には
何らかの温度差はあるだろうし それはもちろん悪いことではない
そしてどちらが偉いとか正当であるとかいうこともない

ただ後から参入した人たちは 乗り遅れた 感覚をいだきがちだし
最初から応援していた人たちは この新参者が という感覚をいだく人もいる


ハロプロの種 ともいえるのはもちろん
1997年にテレビ東京の番組 ASAYAN の中で行われた
シャ乱Qロックボーカリストオーディション の落選者を集めて作られた
モーニング娘。 なのだが
オーディションによる新メンバー加入と
既存のメンバーの卒業とが繰り返されて
現在ではオリジナルメンバーは1人も残っていない
こうした形で 10曲のオリコン1位 という記録を達成したわけだが
とらえ方は参入時期によってずいぶん違うのではないだろうか


70年代には スター誕生 という番組があった
ただ60年代から70年代にかけては
テレビは家に1台あればいいほうで
とても自由に見ることのできる時代ではなかった
当時若かった人であの番組を見ることのできた人は
そう多くなかったんじゃないだろうか
TVを見る ということ自体がとてもぜいたくな行為だった
レコードはEPが500円 LPが2000円
ラーメンが35円から70円くらいの時代だから
音楽そのものが庶民には縁遠いものだったのだ


80年代には 夕焼けニャンニャン
さすがにこの頃はテレビは普及していたし
ラジカセなどを多くの人が持っていた
だが放送時間は平日の午後5時というとんでもない時間
そんな時間にTVを見ることのできるのはどんな人たちだろう
あの番組の主な視聴者といえば中学生や高校生だろうけど
あの時間には部活をやっているか塾や予備校に通っているはず
どういう人たちが見ていたのかいまだに謎である
現在コアなハロヲタになっているのは
あの番組を見ていた人が多いらしいけど


そして90年代のASAYAN
これは日曜日の午後9時という見やすい時間だし
この時代にはビデオという文明の利器も普及していたから
見ようとさえすれば大抵見ることができる状況になっていた
加えてそれまでの時代にはなかったものが爆発的に普及した

インターネット という奴

モーニング娘。 は うまくこの新しい情報ツールに乗っかって
歴史的なブレイクを果たしたような気がする

もうすぐナゴヤ球場のイベントから9年がたつわけだ