魏書東国伝-魔鉱国興隆期5
原子の中心に潜む力を解放する魔鉱炉の技術は
案の定キターッ朝鮮に狙われた。
麻琴王は海岸線に防人を配備して
不審船の進入に備えたが
この国独特の入り組んだ海岸線の
すべてを警備できるわけがなかった。
瞳とめぐみが相次いで拉致され魔鉱国は緊張に包まれた
友理奈は御朱印船に乗って青魏に渡り
魔鉱国と青魏の連合軍はキターッ朝鮮に攻め込み
キムタクジョンイルは青魏軍に捕らえられ魔鉱国に送られた。
麻琴王:すぐに瞳とめぐみを返せ
ジョンイル:瞳は返す しかしめぐみはすでに死んでいる
麻琴王:遺骨とやらをDNA鑑定したが別人のものだった
こうなれば拷問しかないかな
友理奈:拷問をするなら体に傷をつけぬよう
言い逃れがきかなくなりますから
麻琴王:そんなことができるのか?
友理奈:キムタクジョンイルには虫歯があるようですから
麻酔をかけずに虫歯の治療をしてさしあげればよろしいかと
ジョンイル: わかった めぐみはシドの研究所に・・
麻琴王: 案外根性のないやっちゃな
友理奈: 面白いからこのまま捉えておいて
退屈な時に拷問して遊ぼう
ジョンイル: そんな・・・